無為のmillefeuilleあるいはBaumkuchen

私自身の問題を多少なりとも解消させ、無為や泰然自若を養うための墓所

696回目

おそ幼女、三方四四古です。

 

えーっと、読書の話です。

 

で、

 

kindleで烈日を読みました。

 

はい。

 

今野敏さんの、安積班シリーズの、

 

烈日です。

 

新顔の水野さんが初登場する巻です。

 

あと、相楽さんがちょっとずつ嫌な人に見えなくなってくる気がする巻です。

 

そう言う巻だと私は勝手に思ってます。

 

はい。

 

ちなみにこちらもまあ、

 

何度となく紙媒体で読んでます。

 

はい。

 

まあ。

 

多分三回くらいは読んでると思います。

 

好きなんです。

 

だからね、

 

どうしてそれをまたkindleで買うんだと、人によっては思われるかもしれませんけども、

 

でも、

 

それは仕方ないんです。

 

こうなんというか、

 

烈日に限らないですが、まず安積班シリーズは読みやすくて好きなんです。

 

特に烈日は、水野さんが新しく入ってきて、

 

だから、

 

その辺のこう、ちょっとしたこう、

 

新しく各人と絆が結ばれる様みたいな。

 

そう言う風な事になってるわけです。

 

私の印象ね。

 

それがとても落ち着くわけです。

 

落ち着く?

 

何だろう。受け取りやすい。

 

キャッチしやすいボール。

 

優しい軌道の投球。

 

みたいな。

 

そういう感じがあって。

 

はい。

 

人間生きてると、色々な事に遭遇しますでしょう。

 

疲れたり、

 

大変だったり、

 

不穏な感じの事もあったりさ、

 

色々とあるじゃないですか。

 

ただ生きてるだけでも。

 

で、

 

本だって、読書にだってそういうのがあるでしょう。

 

不穏だったり、

 

大変だったり、

 

疲れてしまったり、

 

で、

 

そう言う諸々にもみくちゃにされて、

 

ゲージが下限まで下がってしまうと、

 

こう、

 

現実世界で言えば虚無ったり、鬱ったり、

 

読書で言えば、文字が目にも頭にも入ってこなくなったり、

 

そう言う事ってあるじゃないですか。

 

あると思うんです。

 

そんな時、

 

烈日は優しい。

 

烈日は優しいわけです。

 

どれもこれもが良い。

 

ああ、ほっとする。

 

丁々発止のやり取り。

 

出来上がっていく関係性。

 

素敵な人達。

 

読みやすいし。

 

ああ、いいねえ。

 

ってなるわけです。

 

落ち着くねえ。

 

っていう感じ。

 

ホッとするなあ。

 

っていう感じ。

 

うん。

 

海南風とかさ、

 

逃げ水とかさ、

 

いいわけ。

 

すごく。

 

そう言う訳で、

 

まあ、

 

kindleで安積班シリーズも買って行こうとなってる現状、

 

これを避けるわけにはいきません。

 

はい。

 

で、

 

読みました。

 

はい。

 

やはり良かったです。

 

ええ。

 

終わるのが寂しい気持ちが凄いありました。

 

はい。

 

短編というか、連作というか、

 

そういうのなんですけども、

 

一個終わるたびに、

 

終わってしまったなあ。

 

って思いました。

 

紙媒体で読んでた時も、同じような事を思った覚えがあります。

 

ええ。