無為のmillefeuilleあるいはBaumkuchen

私自身の問題を多少なりとも解消させ、無為や泰然自若を養うための墓所

596回目

おそ幼女、三方四四古です。

 

えーっと、とりあえずというかなんというか、

 

今しがた、星空さんの方に、夢中っていう話を書いて投げてきました。

 

はい。

 

父の死に関しての話です。

 

内容は不謹慎と思われる可能性もありますが、

 

でも、

 

そう言うつもりはないんです。

 

それだけはまず言っておきたいと思います。

 

そもそも、この話なんですが、

 

まあ、

 

去年ね、

 

「星空さんを100個にしたい」

 

っていう時からあったんですけども、

 

でも、

 

なんとなく形が定まらなかったんですよね。

 

ええ。

 

ちなみにその時は、

 

仮タイトル、

 

『喪中が夢中』

 

っていうタイトルでした。

 

はい。

 

そんで、

 

街中の喪中が夢中に見える。

 

っていう内容でした。

 

考えていたのは。

 

でも、

 

それって今あるのかなって。

 

うちはコロナのね、コロナにかこつけて、親戚も呼びませんでしたし、

 

だからまあ、

 

今時、その、

 

喪中とかっていうのを貼るような文化っていうのはあるんだろうか。

 

と思いまして。

 

なかなかこれを書こうっていう踏ん切りがつかなったんですね。

 

でも、

 

最近、

 

姉と話す機会があって、その時に、

 

「今年も十月とかに帰れないかなあ」

 

って言ったんです。

 

シルバーウイークのあたり。

 

去年の十月のその辺で父が死んで。

 

で、

 

忌引き貰って帰って、で、しかも十月の二週目の月曜日がなんか祝日だか祭日だかで休みで、

 

だから、まあ、

 

「お父さん、ナイス」

 

っていう感じだったんですね。

 

ええ。

 

一回関東圏に戻ったら、すぐに死んでしまって、切符代が倍かかったっていうのは確かにちょっと、

 

「おい、パパー!」

 

っていうのはありましたけども、

 

でもまあ、

 

月曜日までゆっくりと出来るっていうのもあったんですよ。

 

で、

 

その時の一週間は残された我々にとって見たら、意外とよかったというか。

 

はい。

 

私は母を慮って多少料理を作りましたし、

 

映画なんかも、dTVターミナルで見たりしましたし。

 

ぽぽろっことかフォレスタ鳥海とか、ねむの丘とか、行きましたし。

 

うん。

 

気候はまだ寒くなかったし、まあ、天気も父が死んだ時は雨が降ってましたけども、

 

それも墓に納骨する時は晴れましたし。

 

ええ。

 

だから、

 

いい帰省だった訳です。

 

はい。

 

父の死という悲しいことはありましたけども、でも、まあ、寒くなる前だったし、まだ過ごしやすかったし、

 

良い気候の時に死んだなあ。

 

っていう感じで。

 

ええ。

 

だからね、

 

姉とね、話している時に、

 

「今年もシルバーウイークのあたり帰れないかなあ」

 

って私が言って、

 

「どうかなあ、わかんねえな」

 

って姉が言ったもんですから、

 

「もう一回お父さん死なないかなあ」

 

って言ったんです。

 

私が。

 

そしたら姉がね、

 

不謹慎だ。

 

とは言わずに、

 

「それ斬新だな」

 

って言ったんですね。

 

ええ。

 

あ、今不謹慎と怒られても仕方ないところだったのに、姉はそうは言わずに、斬新だなって返してくれたぞ。

 

って。

 

思いまして。

 

はい。

 

という訳で、

 

この話は出来ました。

 

はい。

 

軽んじて書いたわけじゃないです。

 

むしろ逆です。

 

父との記憶を忘れないために書いた感じ。

 

うん。