無為のmillefeuilleあるいはBaumkuchen

私自身の問題を多少なりとも解消させ、無為や泰然自若を養うための墓所

691回目

おそ幼女、三方四四古です。

 

えーっと、十一月になったんですけども、

 

昨日。

 

十月最後の31日。

 

井伏鱒二御大の山椒魚を読み終わりまして。

 

はい。

 

これが結構時間がかかったんですけども、

 

はい。

 

とにかく読み終わりまして。

 

kindleで。

 

ええ。

 

面白かったです。

 

で、

 

まあ、もちろんというわけではないんですが、

 

山椒魚が読みたかったんです。

 

はい。

 

少し前に、椋鳩十御大の片耳の大シカを読んで、

 

「ああ、大造じいさんとガンも読みたい」

 

ってなったんですけども、

 

まあ、なんというか、

 

kindleには売ってないんです。

 

そう言う類は。

 

だから、考えあぐねて、

 

山椒魚

 

買ったんですね。

 

はい。

 

ちなみにこちらも昔、紙媒体で読んだことあるんです。

 

でも、

 

正直、

 

山椒魚と、屋根の上のサワンしか覚えてませんでして。

 

はい。

 

サワンの方なんてもう大分おぼろげでしたし。

 

ええ。

 

他の話は一切覚えてません。

 

でしたので、

 

もう何でしょうね。

 

ほぼ初見の感じでした。

 

はい。

 

で、

 

改めて読んでみて、

 

女人来訪が面白かったです。

 

はい。

 

あと、シグレ島叙景も面白かったです。

 

言葉についても面白かったです。

 

岬の風景も面白かったですねえ。

 

ええ。

 

色々と面白かったです。

 

はい。

 

紙媒体で、確か、ブックオフかなんかで、

 

この本を買った時は、

 

多分あれだったんでしょうね。

 

山椒魚しか読みたくなかったんでしょうね。

 

ええ。

 

だから、

 

山椒魚が終わったらもうあとはもうずっともう、

 

嫌々読んでたのかも知れません。

 

わかりませんが。

 

でも、

 

改めて読んでみるとねえ。

 

朽助のいる谷間も面白かったですしねえ。

 

ええ。

 

最後あんな感じだったんだあ。

 

って思いました。

 

タエトさんっていう女性も出てきてましたし。

 

何も覚えてませんでした。

 

谷が池になってしまうから、転居するように言われているのとか、全然知りませんでした。

 

初めて読んだと思います。

 

間違いなく昔、紙媒体で買って、読んだはずなんですが、

 

でもその時は一切何も見てなかったていうか。

 

読んでなかったのかも知れません。

 

読んだはずですけどね。

 

サワンおぼろげながらも覚えてるんだから。

 

読んだはずですよ。

 

一応は。

 

でも、今回初めて読んだと言っていいでしょうね。

 

はい。

 

シグレ島叙景なんて、

 

鐘鳴らす話なんですけども、

 

鐘鳴らす話なんだー。

 

って思いましたよねえ。

 

ええ。

 

驚きに満ちた読書体験でした。

 

絶対に読んだことあるし。

 

多分部屋のどっかを探したら本出てくるし。

 

でも、その当時は、一切読んでなかったんでしょうね。

 

ええ。

 

ただ、文字を目で追ってただけでしょうね。

 

恐ろしいですね。

 

はい。