無為のmillefeuilleあるいはBaumkuchen

私自身の問題を多少なりとも解消させ、無為や泰然自若を養うための墓所

633回目

おそ幼女、三方四四古です。

 

えーっと、

 

この四日間、先週の木曜日から、日曜日まで、また何もしない感じになりましたけども、

 

とりあえずまあ、

 

アメブロで描きましたけども、ジェシカジョーンズのシーズン3を観始めて観終わり、

 

そんで、

 

津原泰水さんの、

 

『11 eleven』

 

を読み終わりました。

 

はい。

 

面白かったです。

 

で、

 

面白かったんですけども、

 

でも、

 

まあ、

 

その、

 

えーっと、

 

津原泰水先生はもうお亡くなりになられております。

 

で、

 

古来より日本では死者の事は悪く言わないっていう文化があるそうじゃないですか。

 

本当かどうか知らないですけども。

 

私はそう聞いたんです。

 

で、

 

だからまあ、

 

これはもしかしたら礼を失する発言になるかもしれないんですけども、

 

でも、とりあえず、

 

すいません。

 

と、先に謝っておいて、書きますけども、

 

本当は、

 

本当は、

 

蘆屋家の崩壊、

 

ピカルディの薔薇、

 

猫ノ眼時計、

 

の、

 

幽明志怪シリーズが読みたかったんです。

 

あ、

 

ちなみに、kindleの話ね。

 

うん。

 

こうしてkindleを導入してからというもの、

 

読書が以前よりも身近になりました。

 

で、

 

まあ、

 

「読み直すのだけじゃなあ」

 

って、

 

新しい物にも目を向けつつ、

 

でも、

 

やっぱり、

 

以前読んだものをkindleで読み直すっていうのが非常に素敵で。

 

ステキキングで。

 

はい。

 

だから、

 

まあ、その、

 

「あれまた読みたいなあ」

 

って考えた物の中に、

 

この、

 

幽明志怪シリーズが出てきたんです。

 

蘆屋家の崩壊の返曲隧道にいきなり、

 

ぼこーんって殴られた様になって、

 

ちなみにその当時は、

 

集英社から出てたそうですね。

 

御所野イオンのヴィレバンで買いました。

 

で、

 

数年後、

 

ちくま書店で改めて出て、

 

しかも、

 

蘆屋家の崩壊だけじゃなくて、

 

ピカルディの薔薇、

 

猫ノ眼時計、

 

っていうのも出てて、

 

で、

 

それ読んでさ、

 

で、

 

私が好きなのは、

 

ピカルディの薔薇の中に入ってる、

 

『籠中花』

 

この話の最後の一文かな、

 

一文か、二文か、

 

とにかく最後がすごく好きで。

 

はい。

 

伯爵が全く何もしないっていうか、

 

何も思いつかないで船に避難してたっていう所も好きだったですけども、

 

でも、

 

何よりも最後の一文。

 

一文かわかんねえ、今手元にないから、

 

でも、

 

とにかく最後がいいんです。

 

最後の一文がすごく良いんです。

 

映画のアバウトアボーイで、最後、歌い終わったのにギターを弾き出して、ボールをぶつけられるヒューグラント位いいんです。

 

この話の最後。

 

うん。

 

だからね、

 

だから、

 

これがね、

 

幽明志怪シリーズが読みたかったんですよ。

 

私は。

 

でも、

 

kindleにねえんです。

 

これ。

 

ねえんだもん。

 

だから、

 

だからって言うと失礼極まりないとは思いますけども、

 

でも、

 

だから、

 

11 elevenを買って読みました。

 

はい。

 

面白かったです。

 

ええ。

 

面白かったですけども。

 

でも、

 

やっぱり、

 

籠中花読みたいなあ。

 

あ、

 

ちなみになんですけども、

 

本はあるよ。

 

持ってる。

 

でも、

 

どこにあるかわからないんです。

 

ええ。

 

積まれた本の群れのどっかにあります。

 

はい。

 

でもまあ、

 

わかるでしょ。

 

そういう感情。

 

諸々の感情。

 

kindle使ってる人ならわかるでしょ。

 

分かんねえかもしれないけど。